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この作品を書くきっかけは執筆応援キャンペーンの『悪』テーマが出ていた事でした。しかし、当初から締め切りには全く間に合わない状態だったため、完結後は何処にも出す事なく宙ぶらりんの状態でありました。
その時、たまたま「ジャンルフリー」という触れ込みだった『NEO文学賞』の募集があったので「まぁ、これでも出しておくか」と軽い気持ちで出してあったのです。
しかし。
NEOはジャンルフリーのプライズとは言え、そのメインは青春物だったんですね(^^;)シラナカッタ
受賞作品の発表は今年の2月で、今回の応募では非常に多くの作品が応募されていたそうです。その中には「受賞傾向を徹底的に研究したものと思われる」作品が散見されたとか。
そんな中にあって、私の作品は『詐欺師物』という(笑
いやいや、完全にカテゴリーエラーです。
(_ _;)
当然、賞そのものにはハシにもボウにも掛かりませんでした。
(^^;)デスヨネー
なので、「ああこれは仕方あるまい」と。
ところが5月も過ぎる、とある夕方。突然スマホに「030」で始まる着信が入りまして。
「……潜水艦さんですか? こちら文芸社の出版企画部ですが……」
《つづく》
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