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「んっ……あ、あっ、おっきぃ……や、いや……お腹、くるし……」
気持ちよさそうな振りも出来なくて、立花は頭を振り乱す。
あれほど欲しくて堪らなかった涼風のものが、誰からも受け入れたことのない奥まで埋まっている。
未開の場所を抉じ開けるように、涼風は勢いをつけて深く突いた。
ありったけの熱を孕んだ質量が、立花の身体の中を遡りながら焼いていく。
──はいったらダメなところ、まで……入ってる……。
「あ……ひっ、うぅ……奥、初めて……なのっ……。あぁ、う……しゅごい……っ。こんな、奥きたら……っ!」
「すごい……な。ほら、奥まで全部、俺のが入ってる」
「あ、あ……涼風さんの、いっぱい……」
涼風が満ち足りた表情で、息を吐き出した。
立花が無遠慮にきゅうきゅうと締め上げているから、彼も相当苦しいはずだ。
額には珠のような汗が吹き出ていて、律動させる度にそれが立花の胸とシーツに散らばった。
「ああぁ、んっ。あっ、あ、ん……! あぁ、あっ。ごりごりするの……っ、だめ……いやぁ……あ、あぁ、あ」
馴染んで慣れるまで待つのは無理だった。
涼風のものが1番奥を穿つのを待ち望んでいたように、立花の中はその欲望を愛しそうに締めて形と熱を味わっている。
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