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「そういうお前はいくつなんだよ」
レディーに歳聞くなや。
「……31」
「31……」
復唱するな。年増で悪かったな。
黙って見ていると公祐がフッと笑みを漏らす。
「もっと若く見えた。ガキくせーし」
「はぁ? ふざけんな!」
子ども扱いなんてされたの何年ぶりだろうか。ましてやコイツに。
「ほら、そーやってすぐムキになんじゃん」
自分もガキくせーことばっかり言う癖に。
「あんた人のこと言えるの? そしてそれは私の料理?」
「そうだった」とばかりに公祐はずっと持ってたお盆を私の席に置く。「食べろ」と言わんばかりに何故か待ってるので、私は仕方なく端のチキン南蛮を一切れ取って口に入れた。
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