りょうside.1

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「あの、この方のお知り合いですか?」 気がつくと知らないおじさんが隣にいた。 誰かが救急車を呼んだみたいだ。 一瞬で冷静になれた。 「はい、」 その一言だけ答えた。 まゆは直ぐに運ばれた。俺も付き添った。 病院に着いた。まゆは運ばれた。 俺は外で待った。ずっとずっと待った。 まゆが帰ってくることを。
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