つぎ

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夜中の3:00 目を覚まし 両手を確かめて 目を塞ぐ  藍色の部屋の片隅には もう影となった貴方の姿     そばにいれたあの一瞬が 限りのない永遠に見えて 何もしようとしなかった あの頃     あの時もし傍にいれたら もう終わった過去を思い返し また欝に浸る     貴方の横には笑んだ人形一つ   燃粕となった貴方は ただただ 何も云わずに私を見つめる     愛の形が重すぎて     心はあの日あの時に止まったまま        
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