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83ヶ所の両手首の傷が痛む 雨の日は思い出が多過ぎる       「愛して病まない貴方 私一人で眠れるようになりました   だけどやっぱり薬は手放せません   だって私病気なんだもの」       雨がしとしと降る 傘も差さずに歩いて   何故か 天国が遠く感じる       「愛して病まない貴方 私やっぱりリストカッタ-してしまいます   だって血が  深い赤色が吸い込まれそうで   唯一生きてるって感じられるの」      
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