プロローグ

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プロローグ

運命って、本当にあるのですね。 私は今も確信しています。 出会った瞬間、この人だとわかりました。 電流が駆け抜けるように。細胞が咆哮するように。 私の激しいときめきに、彼は気づかなかったでしょうけれど。 この人と結ばれることになるだろう――いや、絶対に結ばれてみせる。 そう思ったから、私は手紙を書きました。
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