プロローグ

1/1
50人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ

プロローグ

運命って、本当にあるのですね。 私は今も確信しています。 出会った瞬間、この人だとわかりました。 電流が駆け抜けるように。細胞が咆哮するように。 私の激しいときめきに、彼は気づかなかったでしょうけれど。 この人と結ばれることになるだろう――いや、絶対に結ばれてみせる。 そう思ったから、私は手紙を書きました。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!