憲法改正に向けて

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憲法改正に向けて

現行憲法は、GHQが進駐軍の都合に合わせてつくった占領下の憲法です.改正は当然です. 憲法には、大臣の規定は書いてありますが、君主の規定が書いてありません.大臣とは君主の側近の事です. それでは憲法に書いてある大臣とは一体誰の側近なのでしょうか.占領政策を統括するマッカーサーが事実上の君主だったわけなので、大臣とはマッカーサーの側近と云う事だったのです.そのとき天皇は君主の座から降りることになり、進駐軍の占領政策に正当性を与える役目に就いたわけですが、余計な口出しをさせないために、天皇は国政に関与する権能を有しないとしたのです.それが象徴天皇制の本来の意味です. それが未だに続いている. 日本政府は独立のあとに憲法改正を遂げて明治憲法に戻したかったのでしょうが、安保改定が精一杯で憲法改正まで果たせなかった.安保闘争で東京大学の女子学生が殺された影響が大きかったのかな.それともCIAの都合かな. えーと、何でしたっけ.そうそう、改憲ですね. まず改正すべき条項は、第1条から第8条です. GHQに押し付けられた象徴天皇制を残したままで、第9条を改正して軍事組織を保有したら、唯単に在日米軍の傭兵部隊になるだけです.とんでもないですよ.いつまでもアメリカの軍事戦略に唯々諾々と従う必要はありません.そう思いませんか. まずは、GHQが押しつけた象徴天皇制を廃止しましょう.第1条から第8条を改正する.第9条の改正はそのあとです. そのために、主権者は誰なのか、ハッキリさせてみましょう.進むべき道はふたつあると思います. 3e145874-934d-42bf-a597-115d4e891b43 (A) 若し仮に、万世一系の天皇に主権があり天皇が日本を統治すると考えるのであれば、第1条に国家元首は天皇であると明記する改正をします.天皇を中心とする国家体制を整えて、そして天皇の赤子たる国民を徴兵して、国家体制を維持するための国防軍を設ける.そう云う道筋を辿って改憲をします. (B) 若し仮に、国民に主権があると考えるのであれば、第1条に国民が選んだ大統領を国家元首にすると明記します.そして、国民の生命財産を護るための専守防衛軍を設ける.そして、在日米軍を撤退させる.そう云う道筋を辿って改憲をします. どちらを選ぶか、それはあなたの自由です.
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