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◇◇
「はぁ〜。今日も稼いだなぁ」
この日の仕事を終え、帰宅早々彼は部屋のベッドにドカッと座り、胸元のポケットから封筒を取り出す。
封筒の中身は現金。
中身を取り出すと、まるで銀行員が如く手慣れた手付きで現金を数え出す。
「やっぱ特技持ちはいいよねぇ。楽して稼げるし」
彼は機嫌良く現金を数え終え、ご満悦だ。
今日の彼の仕事の報酬は100万円。
金額からも分かる通り、彼の職業はある意味特殊な特技が無ければ出来ない。
ふと、彼が部屋の時計を見上げると時刻は午後6時。
とりあえず、彼は今日稼いだお金の半分を部屋の金庫に突っ込み、残り半分を財布に入れると部屋を出た。
今から友達と会う予定が入っているからだ。
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