5人が本棚に入れています
本棚に追加
僕の履歴書は空白だらけ
ふといま思ったんですが、自己紹介的なことをしていなかったなあって気づきました。
なので、簡単に僕のプロフィールでも上げてみようと思います。
〇ペンネーム
「町田真智」
〇生年月日
「個人的にはおとめ座って言いたいです」
〇年齢
「数字なんてただの目安」
〇血液型
「母からはずっとA型だと聞いて育ちました。両親は共にO型です。奇跡の子ですね」
〇出身地
「東京都の下町。生まれも育ちも下町っ子」
〇現職
「昔からスナフキンに憧れていたんですが、大人になってみるとスナフキンになるって結構大変ですよね。自由という名の束縛」
プロフィールってこんなもんでしょうか?
僕のことが少しでも分かって頂ければ嬉しいです。
☆☆☆☆☆☆★★★☆☆☆☆☆☆
昔から履歴書を書くのが苦手でした。
自分のことを晒すのが嫌で、高校時代にアルバイト用の履歴書を書いて面接者に、
「真っ白だね」
と言われたことがあります。
デタラメなことを言うのは好きなんですが、真意だったり本音っていうのが苦手だったりします。
「こんな紙切れ一枚で俺のことが分かってたまるか!」
みたいなひねくれた考え方をしてたわけじゃないんですが、
言葉は不確実なもの、っていうのが根っこにずっとあるから。
五歳のときに初めて物語というのを書きました。
たしかナンチャッテ・スペース・オペラで、戯曲形式だった気がします。
それは結局書き上げられなかったんですが、そこからスタートして、いまもこうして文章を書いていると、やっぱり言葉って不確実だなって感じることがあります。
会話とかで言葉を駆使して相手に気持ちを伝えようと思っていても、ちゃんと伝わらなかったな、って経験が皆さんもありますよね?
ちゃんと伝えようと思って言葉を重ねれば本意から遠ざかってしまうし、簡潔に纏めようと思うと真意には辿り着かない。かと思えば思わぬ言葉が相手の心に届いたりする。
その場の空気や、時代、時間、表情、相手との距離感――そういったものに依存してしまう曖昧な性質が、言葉の言葉たる所以だと僕は感じます。
もちろんそれは「言葉」が持つ魅力でもあるわけで、だからアマチュアながらも文章を綴るのが止められない理由でもある。
ただ、言葉は万能じゃないというのは僕が文章を書く上で気をつけていることです。
結局のところ、誰かに何かを伝えるっていうのは肩の強さとかボールのスピードじゃないですよね。どれだけ多くボールを投げたかであり、それがどれだけ狙った場所の近くに落ちたかが重要なんです。きっと。
☆☆☆☆☆☆★★★☆☆☆☆☆☆
余談ですが、いまはちゃんと履歴書を書くようにしています。
きっと100%の言葉なんてないのだろうけど、何回かに分けてでも真意を伝えきることが重要なんだなって、いまでは思います。
最初のコメントを投稿しよう!