手紙の行方

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私を邪魔扱いするかのように私を見てくる。 私は黙り込んで、島津君を見ていた。 「島津!そんな言い方ないだろ!千紘ちゃんは、いつもクラスにある花に水かけてるんだよ」 吉澤君は島津君の前に立って、話し始める。 「…そんなこと知ってるよ。俺が一番よく知ってる」 島津君は吉澤君の目を見てから、なぜか切なそうな目で発していた。 なんで、島津君は私が朝、花に水をかけていること知ってるの。 今日だって初めて吉澤君が、私が朝、水やりをしていることに気づいたのに。 島津君まで、なんで私のこと知ってたの。
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