プロローグ

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プロローグ

 私は、お手製の無骨な筆に顔料をつけると、彼女へ向けたメッセージを書き綴った。  ポケットには、スマートフォンが入っている。だが、こんなものでは、私の思いはけっして伝わらないだろう。
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