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「いえ、バタ臭いっていっても、あの、大河の場合はハーフなので仕方ないんです。彫りが深いだけで……
それに…まだ、わかりませんよ。あの2人はただ、食事して帰るだけかも……」
ひとみの言葉に柿沢が反応しギロッとひとみを横目で睨んだ。
「きみは本気でそう思うのか?」
「はい。きっと……そんな程度の話ですよ」
ひとみは自分を納得させる言い訳を必死に探していた。
ーーー大河が浮気するわけない。
だって、昨日も私の家に来て、いつも通りに優しく抱いてくれたのだから。
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