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家を建てる
「こんな森の中じゃなくても良いと思うけどね」
「静かだからねぇ」
「でも、危ないじゃん」
「森の外が危なくないみたいな言い方だね」
「そうは言わないさ。けど、この館が狙うやつがいるし、外なら色々あるしな」
「あんたのところを案内してもらおうか。じきに魔法も切れるしな」
「分かったよ」
テレージアは勇者と森の外へ出ることにした。出るすぐ前に、館が崩れた。
「いい頃合いだね」
「婆さん、疲れないか?」
「あんたよりは体力はあるよ」
「・・・」
「着いたよ」
「良いところだね。家はどこにあるんだい?」
「奥だよ」
勇者が村の奥に案内する。
「ほほー。こりゃ、良いじゃないか。気に入ったよ」
「それは良かった」
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