自宅にて(1日目)

7/9
12人が本棚に入れています
本棚に追加
/15
 フリさんとはカルチベイトで知り合った。年齢はフリさんのほうが上だが、所属しはじめたのが同時期だった。そこで参加したボランティア活動で一緒になり、互いの悩みを打ち明けあったことで、関わりを持つようになった。  フリさんは当時、現役の看護師として働いていたが、オメガであることで業務に支障が生じていたことに悩んでいた。そこで、カルチベイトのオメガ支援の一環としての就職斡旋を活用することにした。  そして現在、家政婦の派遣会社で働きつつ、看護師の資格とオメガであることを活かして「発情期間中のオメガの世話」の仕事も行っている。もちろん、俺とも例外なく金銭が発生している(破格の友人価格にしてもらってはいるが)。 「…ふ…っ」 「んんー?」  俺が刺激に耐えながら拭き終わるのを待つ最中、フリさんは疑問の声を漏らす。 「…どうしました?」 「谷やん、まだ抜き足りないー?」 「へ?」 「だって…」
/15

最初のコメントを投稿しよう!