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さて、まず必要なのは人材だな。俺とリルが居れば政治は大丈夫だが、衣食住を支える事は無理。という事で、主様によれば
「フォフォ、昔、だったか最近だったかもよく分からないがの、人間が人族以外を迫害した時代があっての、その時は人外は奴隷にするか、ボロボロにしてこの森に捨てるかの選択だったのじゃ。所々に強い生命反応があるので、恐らくその時の生き残りや、子孫がいるはずじゃ。」
と言うことだったので、その者たちに交渉する予定だ。
とは言っても、話を聞くにとてもじゃないが人間に交友的にはなれないだろうな。俺達が行っても不快にされる気しかない。
でも、ここで諦めるには早すぎる。なので、そこもこの半年リルと、たまに主様に意見を聞きながら、話を詰めてきた。
そこで考えたのが、妖精との契約だ。
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