先へ進め

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彼の指示にしたがって反射的に身を出来るだけ小さく丸めた途端、 「チィ……!!」 怒樹が俺達の手足を離して、離脱。 直後に複数の青い光の矢が通過する。 「逃がしません!!」 退いた怒樹に合わせて照準を微調整し、再び羽木さんの矢が放たれた。 『づ、う……今だ弱虫……後退だ』 「はぁ、はぁ、……分かって、る……!」 大きく呼吸をして痛みを逃がしながら、俺とクロは後退。 羽木さんが作ってくれた時間で足の再生に専念する。 ―――羽木さんのサポートが無かったら危なかった…… ―――相変わらずすごい正確さだな…… 足の痛みに歯を食い縛りながら、羽木さんと怒樹の攻防に目を向けた。 羽木さんは同時に5本の光の矢を放ち、的確に矢の雨を降り注ぐ。 対して怒樹は身を翻しつつ、シャドーを盾にして防ぎ続ける。 「ガハハハ! やるなァ若造! ……けどなァ、忘れてねェだろ? お前は一度俺に八つ裂きにされてるよなァ!!」 「……ぃっ!?」 ヒクリと羽木さんの顔が強張った。 確かに羽木さんは一度イーヴァの三強に一人で挑み、ボロボロにされた経緯がある。

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