Episode 4 ある冬の朝

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 バカ、既に充分大きいじゃないかっ! 「優……大きくなってるじゃん」  酔ってるせいか、もともと語彙力のないオレだからか、すごくバカなことを言っている。 「ふ……慎太郎のを触ってたらそうなるんだよ」  お互いに相手の雄を不慣れな手つきで扱く。括れの先が濡れそぼり、反り返るほど硬く充血して、息があがる。 「気持ちいいよ……慎太郎。もっとして……あとでいいことしてあげるから」 「バカ……いいことってなんだよ。ホント、優はえっちだな」 「慎太郎は違うの?えっちなこと…考えないの?」 「……知るかっ……って…やっ……コラ…!優…急に速くしないで」  優の手がせわしなくオレの雄を扱き始めた。 「あっ…あっ……ヤバい……ヤバいって、待って!待って…」  ……………ッ…………ん…んあああっ  声を抑えようとしたけど、ムリだった。あまりにも衝撃的な刺激にしばらく放心した。  その間、優の手のなかで脈打ちながら白濁したものが飛び出してくる。
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