809人が本棚に入れています
本棚に追加
/127ページ
オレは思わず仰け反った。こんなの…刺激が強すぎてヤバい…。片方の手で必死に耐えるためにシーツを握りしめた。それでも、まだ自分のpenisを優のものと擦り合わせている。
「あ……オレもそろそろヤバいかも…。我慢の限界だよ、慎太郎…。お・ね・が・い。オレのこと……一緒に天国に連れていって」
囁くように耳元で息を吹いて話す優。
コイツ……絶対悪いやつだ!オレの弱点を全部握ってる。
オレは心のなかで既に陥落していた。オレには勝ち目はない。心ごと、全部優は持っていこうとしていた。
「…………優となら、いいよ」
オレは蚊の鳴くような声で返事をした。優はそんな小さな声でもちゃんと聞いてくれていて、ゆっくりと頷いた。
両脚を広げ、優を受け入れやすい姿勢にされた。腰にピローがあてがわれ、
ちょっと楽になる。
優はベッドサイドの引き出しからゴムとローションを取り出した。
「……待って、優。ゴム…必要ない」
「でも……ローションだけだと後が…ちょっと大変かも」
「……ヘーキ。初めては……ちゃんと優を感じたいから」
「……うわぁ…スゴイ殺し文句////////////」
優は柄にもなく真っ赤になった。そして嬉しいよ、って微笑んだ。
「痛くしたくないから、指でちょっとだけ慣れてね」
優の指が体のなかに入ってきて蠢く。なんとなく違和感がしたけど、思ったより不快じゃなかった。挿れたり出したりを試したあと、優がゆっくり息を吐いた。
「……慎太郎……愛してる」
「うん……オレも…」
優を……愛してる。
優がオレの身体を壊れ物を扱うように、優しく挿入てきた。
ローションの潤いが効いているせいか、優と繋がった瞬間、オレはとてもフワフワした気持ちになっていた。
最初のコメントを投稿しよう!