Episode 4 ある冬の朝

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 あっという間に組み敷かれ、オレは下になる。 「調子にのるなよー、優」 「まぁね、そういう年頃だからさ」  また噛み付くようなキスをして、優が背面から絡み付いてくる。  グチュ…… 「ああ……また……」 「蜜の入った壷みたい……しっとり濡れてるから…慎太郎のなか、気持ちいいよ」  うっとりと言葉に載せる優の艶やかな喩えが耐えられない。すぐに自分でも堅くなるのが判った。 「このまま死んでもいいよ……それくらい慎太郎が好きだよ」  優はそう言ってオレの肩を唇でなぞり、インサートを繰り返した。  
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