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「だから言ったのに。根を詰め過ぎなんだよ、瑠威は。」
脱力したオレの体を引き起こしながら、蒼摩は小さく溜め息を吐く。そして、心底呆れた様に続けた。
「相変わらずだね。一度夢中になると休む事を知らない。」
「ごめん。」
「虚弱体質なんだから、気を付けて。働き蟻じゃあるまいし…。一日中、庭を穴だらけにして何が楽しいの?」
──酷い言われようだ。
だが反論する気力も無い。
ズキズキと痛む頭。微かに吐き気もする。
まるで泥沼に浸かったかのように、全身が重くダルい。襲いくる眩暈と脱力感。呼吸も浅く、息が切れる。
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