プロローグ

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何気なく… 話の流れで… だけど、本当は、すごくすごく勇気を出していたんだ。 口調は軽く 会話の途中で コーヒー飲みに行きませんか?と誘った ためらうことも 断ることもなく あなたは、今、僕の目の前にいる 美味しそうにアイスコーヒーを飲んでいる 大きな瞳を、更に大きく開いて 僕に話を聞かせてくれるから 話の内容を把握するのが とても大変だ 気を抜いたら あなたの、その表情に 全てを奪われてしまう…
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