プロローグ

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「それで?」と聞かれて、慌ててしまう 僕は、ちゃんと話せるだろうか? 食べているものの味だって 良く分からないのに… あなたの顔と あなたの声が そのふたつが、僕の心に真っ直ぐ入ってくる この時間 あなたの人生 僕が受けていいのは このふたつだけ 何もかも許されない、あなたのことを 好きになってしまうのだから 僕は、愚かなんだろうか もっともっと 僕に、ふさわしい人はいるのに…
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