元メンヘラの、メンヘラ歴。

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元メンヘラの、メンヘラ歴。

 突然ですが『メンヘラ』という言葉の意味をご存知ですか? 「そんなの知ってるよ〜」  という方も少なくないとは思いますが、念のために補足しますと 『「精神疾患・精神障害を持つ人」という意味。「メンタルヘルス」(心の健康)という言葉が匿名掲示板の2ちゃんねるなどで「メンヘル」と略されるようになり、さらにそれに-er 形がついて「メンヘラ」という言葉が生まれた。』(『はてなキーワード』より抜粋)  タイトル通り、まずは私のメンヘラ歴について、少しお話しましょうかね。  元々、情緒不安定なところが多々あった私ですが、ある年の秋に起こった衝撃的な出来事(それはおいおい話します)をキッカケに、いわゆる『心の病』を発症しまして(念のため書き添えますが、あくまでも『キッカケ』であり、その出来事の『せい』ではないです。最近そのことに気付きました)。  最初は心療内科に行きました。  というのも、当時の私にとって精神科には、空恐ろしいイメージしかなかったからです。  独房のような病室に閉じ込められるとか。  窓という窓に鉄格子があったりとか。  否応無しにベッドに括りつけられるとか。  ちなみにこれらは後々全て経験することになるわけですが、意味があっての医療行為(医療従事者側からすれば)なのだそうです。  そんなこんなで心療内科を選んだのですが、私の症状が重すぎたようで、他を当たってください、と断られまして。  他の心療内科に行っても、同じことを言われました。  三軒断られ、 (別に診てもらわなくたっていいもんね!)  という結論に至ったわけですが。  色々とやらかしてしまい、屈強な男性たちに押さえつけられ、注射をブスリと打たれまして、目覚めたら独房のような個室(保護室という名の病室だと後々知りました)に放り込まれてた、ということがありました。  それが、一度目の精神科病院への入院でした。 「一度目ってコトは、何回も入院したの〜?」  ええ、四度ほど入退院を繰り返しましたよ。  ここまでくると、もはや『メンヘラ』という言葉のオブラートでは包み隠せない域に達している気もしますね。  そして『元メンヘラ』という肩書き(?)を使ってますが、実は現在も月イチで某大学病院の精神科に通っており、厳密にいうと『現役のメンヘラ』なわけですが。  症状がピークだっだ頃と比べると、自分でも「アレはなんだったのだろう?」と思うほど安定しており、家族や友人からもそのように受けとめられてるようなので『元メンヘラ』と名乗ってる次第です。  以上、ザックリとですが、私の『メンヘラ歴』でした。  細かいところは、おいおい追記していきますね(多分)。
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