01 課長を脅して亀頭責め

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「課長、ほんとにインポなんですか?」 「い、いつもはこんなんじゃ……さっきだって……」  黒田はうろたえるが、雨宮に玉袋をもてあそばれ、ひっと声を震わせる。硬さはさらに増していた。 「きっ、君が変なことするから……ッ」  両手を後ろで縛られてワイシャツをはだけられ、ズボンを膝までずらされて身動きの取れない男が、自身を勃たせて恥辱に涙を浮かべている。  ああそういうこと、と黒田の本質を見抜き、雨宮は笑みを浮かべた。 「課長、マゾなんだ」 「……マゾ?」 「そ。虐められると勃起する、かわいい男のこと」 「なっ……」  黒田の顔が、かぁっと真っ赤に染まった。 「ち、違うっ。そんな変な趣味は……」 「変じゃないですよ。今時Mなんて普通です」  虐められないと勃たないところまでくると、かなり重傷だけどね。 「違う、本当に違うんだっ。大体、虐められて嬉しいわけが……っ」 「恥ずかしがらなくていいですよ。よかったですね。課長はインポじゃなくて、マゾです」  その方が余計に普通の女を相手にできないけどね。インポは治るけど、マゾは治らないから。  違うと必死に否定しようとする黒田が、蜘蛛の糸に引っかかった虫のようにいじらしかった。もがけばもがくほど糸に絡め取られていく姿が、雨宮の嗜虐心をくすぐってやまない。
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