プラス9はマイナス1

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プラス9はマイナス1

まずはタイトルである、 「プラス9はマイナス1」の説明から始めようと思います。 始めに、掛け算の基本である九九の九の段を見てみましょう。 掛け算とは、対象となる数字を何回足したか、ということです。 9×1=9 9×2=18 9×3=27 9×4=36 9×5=45 9×6=54 9×7=63 9×8=72 9×9=81 9×10=90 この九の段を並べて見ていただくと、もう一目瞭然ですよね。 数字に9を足すと、一の桁の数字だけを見ると、1減っています。 1減った代わりに、十の桁の数字が1増えています。 ただし、一の桁が0の場合は覗きます。一の桁が0の場合は、単純に足すだけで一の桁は9になります。 これは、9という数字は.10より1少ないからです。 つまり、9を足すということは、一の桁をマイナス1、十の桁をプラス1するだけでいいのです。 暗算が苦手な方の多くは、繰り上がり足し算が苦手な方が多いです。 ですが、繰り上がりという概念を捨てて、上記の様な考え方をしてみると、簡単になると思います。
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