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リベラ「…さて、暗い話は終わりだ、先ずは包帯を…あら?…すまん、裏に錬金用の包帯があると思うから取ってきてくれ」
n「は…はい、ただいま」
リベラ「ったく、昔の僕は加減すら知らんのか…」
机に付着した血液を雑に織られた布で拭き取るった時、何者かが玄関扉をノックする
リベラ「はいはーい、どちら様?」
重い腰を上げ、玄関を開くとそこにはディムが立っていた
リベラ「やぁ、クソ大臣」
ディム「相変わらず口が減らねぇな…」
リベラ「君も相変わらず口が悪い…どれ、辞書を貸してやろう」
ディム「いいや、今日はいい」
━━━━
n「博士、包帯は1つしか無い為、買い出しに行く必要があります、その他にも…っ!」
倉庫の扉を開くとそこにはリベラが倒れ込んでいた
n「博士!?…これは…」
ディム「やぁ、複合体…じゃなくてー…何だっけ?」
n「nと申します、クソ大臣様」
ディムの目を見ずリベラの止血を試みる
ディム「ご挨拶だねぇ…お嬢さん」
n「大臣様、あなたが博士を?」
ディム「おうよ、なぁお嬢さん、コイツから錬金術教わったろ?」
n「はい、確かに教わりました」
ディム「おぉう、やっぱな」
n「…どういう事でしょう?」
ディム「だってよぉ…嬢ちゃんはイリアなんだぜ?」
リベラ「…やめろ…」
か細い声でリベラが抵抗する
ディム「おぉ、生きてたか!ちょうど良い、種明かしをしたやる」
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