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翌朝
研究員A「で、あの複合体の事についてですか?」
リベラ「そうだ、さっさと教えろ、言語が通じないって本当にツラい」
研究員A「み…未確定要素が多くてリベラ博士に苦労かけないようにちゃんとした情報をお渡ししようとですね…」
リベラ「…2点」
研究員A「はい?」
リベラ「2点の言い訳だ!事実をよこせ、事実をっ!!」
研究員A「大臣に…黙ってr━」
リベラ「ちっがーう!そっちじゃない!あの石膏フェイスはどうでも良いんだ!!nの…複合体の取り扱い説明書をよこせつってんだコンチクショー!!」
研究員A「ふぁっ…ふぁい!!取ってきますからホルマリン漬けにするのはやめて!」
慌ててnの資料を取りに向かう研究員
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リベラの研究室
リベラ「ったく…そもそも説明書も寄越さずにモノだけ渡す馬鹿がどこに居るんだ!研究者辞めろ!!ドラゴンの爪研ぎにでもなってくたばれ!!」
n「…博士…?」
辞書を片手にリベラに話し掛ける
リベラ「おぉっ!!もう話せるようになったか!」
n「うん…」
リベラ「よもや辞書と文法の教科書を渡して2時間で覚えるとは…どれ、次はこの私が数学と錬金術を教えよう!!」
n「…」
首を縦に振る
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3時間後
リベラ「なんてこった…お前、今廊下歩いてる研究員より優秀だぞ!!」
n「そうなの?…」
リベラ「まぁ、もっとも?私の教え方が良いからなんだけどな!!グハハハハハ!!」
n「…うるさい」
リベラ「あー…すまん…とりあえず成功だ!これで…っ!!」
頭を押さえ込み倒れる、その瞬間脳に声が響き渡る
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「これで俺は…あの人に…アイツに…」
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n「博士?」
リベラを揺する
リベラ「…ヴァアアアアアア!!」
突如起き上がり奇声を発するリベラにnは軽く驚く
n「!」
リベラ「うーん…ダメだな、いまいちリアクションが足りんぞ…するほうは良いけどされる方は最悪死ぬ。よし、次はリアクションの練習だ」
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