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み、ね、ぎ、し、ハ、ル、タ。
俺の名前は峰岸ハルタ。きょうはここ、帝高学園に来ていた。俺はきょうからここ、帝高の生徒。本名、帝高学園高校。
もうみんな始業前ぎりぎりか。
あせる俺。 坂道を下っていくと。
「よっ!あたし、南田ハルカ! キミ、きょうからでしょ、一緒にいこーよ!」
いきなり、南田ハルカなる人物に、手を握られた。
そのままずるずると坂を下っていく。
「あ、あの!」 いきなり声を出す俺。
「俺、峰岸ハルタ。」
「へぇ、一緒だねー、やったぁ!
あたし、峰岸くんと名前、近い!
クラスもおんなじだといいなぁ!」
元気に言葉をすべらせる彼女。
可愛い♡
ショートカットにしている黒髪がよく似合い、風になびいている。
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