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急いで夏実に電話をかけた。
「夏実、なにこれ? 本当にいいの?」
「うん。使ってもらわないともったいない、、、
実はこれ、全然好きじゃない男子からもらったんだ、この香水、結構いい匂いはするんだよね、化粧品屋で嗅いだことある。
美咲には本当に似合うとおもうんだよね、」
「そうなんだ!
夏実、
今度こそ、好きな人と両恋しなきゃダメだぞ、創田先輩、いまもミチル先輩と付き合ってるみたいだし、、、」
あたしはちょっと笑って茶化すように言う。
「そー、だね、」夏実は笑う。
その声は、少し、寂しそうに見えた。
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