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雨の日は 愛を食べて
雨の降る日
何処にも 出かけない
何処にも 出かけたくない
雨の降る日は
窓から 外の景色を見ながら
雨音に 五感を研ぎ澄まして
ぼんやり ぼうっと
ぼんやり うつらうつら
孤独の愛
かみしめて ひとときを
遠い 遠い 過去から
近く 近く 雨が運ぶ
きみの笑顔
雨の日は 愛を食べて
晴れた日に
つなげたい
ぼんやり ぼうっと
ぼんやり うつらうつら
いつしか 雨音が消え
きみの笑顔
泡のように 弾けて
消えた
雨の日
愛を食べ尽くしたら
瞼を閉じて
静けさが
身体に突き刺さるまで
心 ゆだねて
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