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†旅館にて†
温泉からあがり下着をつけて浴衣を羽織る。
部屋で待っていたのは綺麗に整えられたふかふかのお布団と浴衣姿の男の人…
「おかえり………早くおいで?」
近くまで歩み寄った瞬間
強い力で腕を引っ張られた。
バランスを崩して男の人の胸に飛び込んだ。
そのまま抱きしめられたが
男の人がムっとしながら
「…下着着けてるの?……外して。」
浴衣越しに大きな手が私の背中を撫で…
そのままするっと脇に差し込んだ。
「ひィッッ!!!~~~ッッッ!!」
差し込まれたあとで脇を閉じても意味がない……離さないでとばかりにぎゅ~っと大きな手を締め付ける。
急な刺激を受け止めるのに精一杯でそうしていることに気づかない。
「!!ッ……んんッ!!~~ッ…ゃッあッッ!!~」
差し込まれた指先がモゾモゾと動く。
「んッ…んぅッ……ぁ…ッ!……~ッッ!!…んクッ」
「……ッは…なして………ッ…」
「ん?………聞こえないな?」
絶対聞こえているのに…
だってニヤニヤしてるもん……
「…何?………なんて言ったの…?」
指先のモゾモゾが加速する。
「やあぁぁッッ!!ぁッ あぁッ~!!~~んッッ」
「はぁッ…はぁ……あッ!んんッッ~!!」
視界がぼやける
「やッッめッ~!…やッ……ゃだぁッッ!!~~ッ」
私の目がうるうるしているのに気づくと
指は止めずに加速だけ緩め、片方の手で頭を撫でながら…
「…ごめんごめん……
でもまだ始まったばっかだよ……?」
そのまま布団に寝かされ
足首から太ももにかけてゆっくり撫でられる
ぞわぞわゾクゾクしたくすぐったさとじれったさがまじり合う。
太ももの内側まで来た瞬間
ビクッッ!!!
とてもわかりやすく反応してしまった…
ニタァと笑われる
「ここかぁ……(ニヤニヤ)」
皮膚の薄い敏感な内ももを
何度も執拗に撫で回す
「……ッ…ッ!……ッッ……んッ!!…~ッ」
足を閉じようにも内側に男の人がいるから
ビクビクと足を震わすことしかできない
じわじわ~っとした快感がこみ上げてくる
「ふッ…~~ッッ!!……ぁ…あッ」
「あぁッッ!!…ッ!…はぁ…はぁッ!…んんぅッ!!……ゃあッッ!!…ぁぁ……」
撫でていた指先が急に動きを変える
先ほど脇でやられたくすぐり方だ…
「~~ッッあぁ!!…んんぁ……ッッ!!~~んッ」
攻め上がる快感に足の振動が激しくなり腰までビクビクと反応してしまう
あまりの快感に枕を握り締めていた手を離してしまい つい相手の手を掴んでしまった。
手が止まる…
「ぁ……ッ(ゾクッ)」
「……この手は何?」
ニッコリと笑ながら…
目は笑っていない
腰の帯をほどかれ両腕を後ろで一つに縛られた。そしてそのまま仰向けに寝かされる。
後ろに腕があるせいで胸を張るような体勢になり……
「ぅ…ぁ……ッ…」
そっと腰に手を添えられる…そして
そのままスーっと脇腹まで手が這ってくる
「…はッ!…ぁあッッ!!(ビクッッ!!)」
腰が跳ねたとたん浴衣がはだけかける
(ぁッ…下着……つけてないのに…ッ)
それを知った上でか 腰から脇腹にかけてを意地悪く責め立てる
「~~ッッ!!…はぁッ……ぁ…んん~ッ」
「あんまり暴れると見えちゃうよ?……いいの?」
ビクビクと快感に堪えながらなるべく動きを最小限に抑えているはずなのに…浴衣はどんどんずり落ちていく……
「ぃッ……いやぁッ……ッ!!」
(やだッ……見えちゃ……)
「んぁッッ!!」
完全にはだける前に浴衣の上から胸に手が添えられた。
助けてくれた…?
と思ったのも束の間
「ああぁッッんッ!!」
スリっと胸の中心を擦られた
「……立ってるのがよ~くわかったよ…?」
親指は胸の中心を責め…
残りの長い指はスペンス辺りをくすぐる……
「あッ……ぁぁ…ゃッ……~~ッ!!」
「んッ……~んんッッ!!…はッ…はぁ…ぁあッ」
少し動きが加速する
「ッ!!あッ~~ゃあッ!……やッ…ぃやッ……!!」
身体を左右にひねったりくねらせたりして
快感から逃れようとするも
腕が縛られているせいで刺激を全部受け止めてしまう…
「ああぁッッ!!~んッッ!!あッあッ~ゃあッッ!!」
「ふぁッ……ぁ…あぁッ!!んッ~ぁぁッッ!」
「んッ んッ…あぁッ!!あッ…ぃッ やッ…」
「ふッ~んんッッ!…あッ…あッ あッ…やぁッ!!」
くすぐったさと性感…
両方の快感に責め立てられて
身体の敏感さが増していく……
ビクビクと反応するたびに
胸が揺れ…腰が跳ね…
内股をすり合わせてしまう……
そんな様子を恍惚とした表情で見つめる男
(まだまだ夜は終わらないよ……?)
††
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