夏影の帳。

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「君は町の子よね。 夕日がもう暮れてしまうけどまだ帰らなくていいの?」 気づけばあたりは暗くなり始めていた。 「あっ、帰らなきゃ!」 ハッと目を覚ますかのように現実に戻った感覚が体を走り焦りが生じる。 「おねーさんももう帰るからよかったら一緒に帰ろっか。」 「うん!」 そうして少し足早に町へ戻った。
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