11人が本棚に入れています
本棚に追加
俺と君の出会いは…小三
剣道同好会で…
ほかの女の子とは違う
そんな君が面白くて
「っしゃッ!西村ッ!ここは
副将の私に任せろ!」
大きな玉ねぎの下…小六の時
そこで行われた夏の全国。
優勝チームにはなれなかったけど
ここ一番!
なんて時は、とても頼もしくって
そんな君を俺は……。
長年の想い酔いに任せて
伝えたのに……。
どこかで、0.1%の望み
それに賭けていたけれど。
もちろん…それは無理で…
わかっていたけど…。
「わかっていたよ…」
後輩にこう言って
仰ぎ見る夜空…
青白い月が浮かんでる。
君の胸に光る…ペンダントトップ
誕生石だと言っていた宝石の様に
輝いて…零れそうな涙に耐える俺を
その空から眺めてるようだった。
最初のコメントを投稿しよう!