私の下着を見せるので恋人になって下さい

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1.告白 初めまして、私のお名前は一条彩音(イチジョウアヤネ)。 年齢16歳で私立海丘美学学園(シリツウミオカビガクガクエン) に通う高校一年生です。 女子高校生でありながら、一条家のご令嬢です。 そして、私は大好きな人がいましてその人に告白しようと 考えている所です。 一条家の情報網で既に相手の事はわかっています。 九条司(クジョウツカサ)で年齢18歳。 私と同じで私立海丘美学学園に通う高校生でしかも高校3年生です。 そして、高校生でありながら、九条家の御曹司である。 私はこれから九条司に告白をします。 今、私は私立海丘美学学園に居ます。 九条司に告白をしたいのですが、なかなか探しても見当たらない。 一体何処に居るのでしょうか。 学園内のあらゆる場所を探しても見つかりません。 しょうがないので私は自分のクラスに戻ると誰かとぶつかって しまって尻餅をついてしまうのだった。 「痛いじゃないの、もうっ」 私は相手を見るとイケメンじゃないと思った。 すると男性も私をじっと見ていて手を差し伸べてくると 「大丈夫か?」と 言ってくる。 それに対して私は 「一人で立てるので大丈夫です」 と言い放った。 私は立ち上がると男性にこう言ってあげた。 「何処を見て歩いていたのよ」 「もしかしたらよそ見をしていたのかもしれない、すまないな」 「わかればいいのよ、わかればね」 「そういえば、誰かを探しているのか?」 「何でそんな事がわかるのよ」 「君が学園内でうろうろしているのを何度も見かけたからな」 この男性に私が学園内でうろうろしている所を見られていたのね。 「九条司って人を探しているの、知らないかしら?」 「九条司は俺だが…………」 ぶつかった相手が九条司だったなんて奇遇だわ。 「九条司、貴方に用があるの」 「俺に用があるのか、どんな用だ?」 「私と恋人になりなさい」 「何で命令口調何だ?」 「なるの? ならないの?」 「そんな態度ではなるわけないだろう」 私が恋人になりなさいって言ってるのに九条司はなって くれないようね。 さて、どうしたものでしょうか………………。 私は頭の中で一生懸命考える事にした。 一生懸命頭の中で考えているけど、1つしか思い浮かばなかった。 この方法でいくしかないわね。 「良いものを見せてあげるわ、覚悟しなさい」 「ほうっ、それは楽しみだな」 私はスカートをたくし上げると九条司に見えるように パンツを見せるのだった。 「これでどう? 恋人になって下さい」 「へぇ、意外と可愛いパンツを穿いているんだな」 私が穿いているパンツは花柄の可愛いパンツでした。 「それで恋人になってくれるのかしら?」 「まぁ、良いものを見れたから恋人になってあげるさ」 私はスカートから手を離すと恥ずかしい思いから 開放されるのでした。 「その、恋人になってくれてありがとうございます」 「そんな気にするな、恋人になれた事だし、これからは 宜しく頼むな」 「こちらこそ、宜しくお願いします」 と言いながら、私は頭を下げる。 「まずは呼び名だな、名前は何て言うんだ?」 「一条彩音」 「なら、彩音でいいよな」 「うん」 「俺の事は司と呼ぶといいぞ」 「うん」 「一条って事はご令嬢なのか?」 「そうよ、司だって御曹司じゃない」 「よく知ってるな」 私の情報網があれば何でもわかるのよ。 それに司の事は一目見た時から、大好きになっているのだからね。 恋人になれたのはいいけど、これからがきっと大変なんだと思う。 「そうだわ、連絡先交換しましょう」 「そうだな、そうしようか」 お互いにポケットからスマホを取り出すと連絡先の 交換をするのだった。 連絡先の交換が終わってお互いにポケットにスマホを しまうのでした。 「彩音、俺に用がある時は連絡してくれ、学園に居る時なら 直接でも構わない」 「うん、わかったわ」 「それじゃあな」 司は手を振りながら私の前から歩いて何処かに消えていった。 私は教室の中へ入ると自分の席に行って学校指定のカバンを 手に持つと教室を出る事にした。 下駄箱に向かって下駄箱に着いたら、上履きから革靴に 履き替えると私は歩いて学園から出る。 「それにしても司に私が穿いているパンツを見せてしまった」 私はパンツを見せるのはぜんぜん構わない。 だって、大好きな人に見せるのは嬉しいことだからね。 そろそろ私も自宅に帰宅するとしようかな。 学園から自宅までは歩いて行ける距離なので楽でした。 私はしばらく歩いていると自宅が見えてくる。 自宅の目の前に到着したら誰かが居るのであった。 そこには司が立っていた。 私は司に近寄るとこう言い放った。 「司、どうして貴方がここにいるのよ?」 すると司は私の方に気づいて振り向くとこう言ってきた。 「彩音か、いやっ、ここに用があってな」 「ここは私の自宅よ、何で用があるの?」 「恋人になったじゃないか、それで一緒に住まわせて もらおうと思ってな」 「えっ? 何を言ってるの?」 「ここの家に住まわせてもらおうと思っている」 どうやら司は本気だというのがわかった。 果たして、どうするのが正解なのでしょうか。 「わかったわ、一緒についてきなさい」 「ああっ」 私と司は一条邸に入ると玄関へ向かう事にした。 歩いて移動してても司は何も言ってこない。 恋人だと言うのに私に興味ないのかしらね。 そんな事を考えていると玄関に到着して、 私は玄関の扉を開けると二人は中へ入る。 司はお邪魔しますと言いながら、玄関で 革靴を脱いであがった。 私も革靴を脱いであがると司に声をかける。 「もしかして恋人だから一緒に住みたいの?」 「まぁ、そういう事になるな」 私と司はまだ高校生でまだ未成年なのにもし 何かあったら、どうするつもりなのよ。 頭の中でエッチな想像をしていたら、私は 恥ずかしくなって赤面しているに違いない。 「彩音、どうして顔が赤いんだ? 熱でもあるのか?」 と言いながら、司の顔が近づいてくると司のおでこが 私のおでこにくっつけてきた。 ますます私は恥ずかしくなってどうにかなりそうだった。 「熱はなさそうだな」 司はおでこを離してくれて私は助かった。 危うく私は恥ずかしすぎて倒れるところだった。 「まずは私のお部屋へと移動しよう」 「そうしてくれ、お願いするよ」 私と司は私のお部屋へと移動していると司が私に声をかけてきた。 「彩音は花柄のパンツが大好きなのか?」 「何をいきなり言っているの、それに花柄のパンツは大好きよ」 「そうなのか」 司ってばなんでパンツの事を言ってくるのよ、信じられない。 お話しているうちに私のお部屋に着くと私はドアノブを動かして ドアを開けると私と司はお部屋の中へ入る。 「なかなかいいお部屋じゃないか、女性らしいな」 「司、女性らしいってどういう事よ、私は女性よ」 「そういう意味で言ったんじゃない」 「じゃあ、どういう意味で言ったのよ、教えて」 「まぁ、いいお部屋だなと褒めたんだ」 「それはありがとうね、司」 とうとう司に私のお部屋を見られてしまうなんて 恥ずかしいなんてレベルじゃない。 「立ち話もなんだし、座りましょうよ」 「そうだな」 私と司は高級テーブルの近くに高級な椅子があるので それに座ると二人は一休みをしているのだった。 「家具も良い物を使っているんだな」 「全部私が選んでいるのよ」 「それはすごいな、良いセンスしているじゃないか」 私は司とお話していると楽しくてしょうがなかった。 このままの関係が続くように努力しないといけないよね。 これから何が起こるのかわからないけど、私なりに 頑張る事にする。
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