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 フィールドに出たものの、前方に四人の凄腕プレイヤー達が接近してきた。装備は全員同じFN FAL-Futureと言うアサルトライフルだ。  俺等は岩陰に隠れ、状況を確認していた。 「彼奴等はスクワッドロイヤル本戦に出るほど強い。戦ってもいいが、、負けるだろうな」 「師匠が言うならかなり強いんだ」 「やってみないか?」 「「は?」」  厨二病とレイの言葉が重なる。 「俺が奴等の気を引くから二人で撃て」 「お、おう」「オッケー」 「3、2、1、GO!」  俺は岩陰から飛び出し、腰の後ろにある鉄パイプからレーザーで出来た刃を出す。  奴等は俺に照準を合わせて弾丸を放つ。緑色の明るいレーザー弾を水色のレーザーソードで弾く。 「「「え?」」」  俺以外のプレイヤーはそんな声を漏らした。普通ならそんな声を出すだろう。何故なら、今俺は無傷なのだから。  奴等は慌ててリロードする。この世界のリロードはマガジンを抜いて、マガジンについているボタンを長押しすることでリチャージされるのだ。欠点と言えばリチャージは十秒かかることだろう。  俺は奴等の元へ走り、視線で仲間に合図を送る。二人は岩陰から飛び出て、銃を乱射する。レーザー弾は三人を貫いたが、一人だけ生きていた。  俺はそのプレイヤーに向かって刃をふるう。首が羽飛び、血の様な深紅のダメージエフェクトが切断部から噴水の様に勢いよく飛び出た。  死んだ彼らの頭には骸骨のマークがあった。
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