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一
日曜日の昼下がり、隆はディスカウントショップの激安お菓子コーナーで品物を物色していると、ボディラインにフィットしたカモフラージュ柄のタンクトップにデニムの短パン姿の小股の切れ上がった妙齢の女が隣にやって来て品物を物色し出した。
隆は厚底サンダルに因ってセクシーさが強調された美脚が視野に入って来て女に惹き付けられると、「この店ってほんとに安いですね！」と期せずして話し掛けられたのでどきっとして思わず女と顔を合わせた。
すると顔もイケてることが分かった隆は、でれでれになって、「いやあ、ほんとですね」と答え、「このお菓子も安いですし・・・」と手にした品物を見て言っている内にこれはチャンスが訪れたのかもしれないと思って聞き返した。
「あのー、よくここに来られるんですか？」
「ええ」
「僕もちょくちょく来るんですが」と隆は言ってから立ち入ろうと、「あのー、ところで今日はお独りで見えたんですか？」
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