幸せを掴むために私はこのチャンスを逃さない

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1.新たな恋路 初めまして、私のお名前は織田久美子(オダクミコ)。 年齢24歳で職業がご令嬢をしております。 織田家のご令嬢をしているのですがなかなか大変で つらいです。 それでも織田家に生まれてきた事に感謝しています。 特に両親には感謝してもしきれません。 そんな私が織田家のご令嬢なんですから、しっかりしないと いけないと感じています。 今、私は織田家の自分のお部屋に居るのですが、お暇をしている ので外出しようかと考えています。 私はドアがある所まで歩いて行くとドアノブを動かしてドアを開けて お部屋の外へ出るとドアを閉めました。 そのまま私は玄関まで向かうと一人のメイドと出会ってしまう。 メイドは私の方に近づいてくると私に声をかけてくるのでした。 「お嬢様、何方に行かれるのですか?」 「えっとね、お暇しているから外出しようかと思って」 「そうなんですね、気を付けて行ってくださいね」 「うん、心配してくれてありがとうね」 メイドは会釈するとその場から離れていった。 私は玄関に到着するとスニーカーを履いて扉を開けて外へ出る事にした。 外へ出ると晴れてて良い気分でした。 「今日は何処に行こうかな」 外出すると行っても行先を決めていません。 私は何処に行こうかを悩んでいる。 「適当にぶらぶらしましょうか」 織田家を出た私は駅へ向かう事にしていますが、駅に向かっている最中に いかにもガラが悪そうな人達に目をつけられてしまって困っている。 「そこの女、何俺達の事をじろじろ見ているんだよ」 私はそういう風に言われるとこう言い返しました。 「み、見ていません、ただ歩いているだけじゃないですか」 「いやいやっ、俺達の事をじろじろ見ていたよな」 「見てません、失礼させて頂きます」 私はその場から早く離れたくて歩こうとしたら、腕をつかまれて 離れる事が出来なかった。 「離して下さい、お願いします」 「嫌だね、お話はまだ終わってないんだよ」 「急いでいるので離して下さい」 「嫌だ」 するとその時、一人の男性がこちらに歩いて来てガラの悪い人達に こう言いました。 「何をしているんだ、困っているじゃないか、離してあげなさい」 ガラの悪い人達は私の腕をつかんでいましたが離してくれた。 「俺はこの女性の連れだ、さっさと何処かに行きなさい、これ以上 この女性にちょっかいを出すなら警察を呼ぶしかないな」 そう言われたガラの悪い人達は歩いて何処かに行ってしまった。 「大丈夫ですか? お怪我はありませんか?」 「は、はい、大丈夫です。助けて頂いてありがとうございました」 私は男性をよく見ると好みのタイプで胸がキュンッとしています。 どうしよう、どうしよう、どうしよう、好みのタイプ。 「顔が赤いけど、熱でもあるのか?」 と言いながら、男性は顔を近づけてきて男性のおでこと私のおでこが くっついて私は恥ずかしくなっている。 「熱はないようだな」と 言いながら、男性はおでこを離していくのだった。 「あ、あの、失礼な事をお聞きしますが大好きな人っているのでしょうか?」 「本当に失礼だな、まぁ、大好きな人はいないがどうしたんだ?」 「そのですね、貴方に惚れてしまったのです。私の恋人になって頂けませんか?」 「恋人? そんなのは無理だな、初対面でそんな事を言う人と恋人にはなれないな」 「お願いします、私の恋人になって下さい!!」 「はぁっ、そこまで言うのなら恋人になってあげるが後悔はするなよ」 「後悔なんてしません」 「わかった、恋人になるよ、宜しくな」 「ありがとうございます」 私はこの男性と恋人になる事が出来て正直嬉しかったです。 それにこの男性は好みのタイプだから後悔なんてしません。 「私のお名前は織田久美子と申します、久美子と呼んで下さい」 「久美子か、良い名前だな、俺の名前は相田御剣(アイダミツルギ)、 御剣と呼んでくれて構わない」 「はい」 「私のお歳は24歳です」 「俺の歳は29歳だ」 「私より年上なんですね、29歳にはぜんぜん見えません」 「それはありがとうな」 「これからどうしますか?」 「そうだな、まずは久美子の家に行ってみたいな」 「はい、わかりました」 私と御剣は私の家に向かうため歩いて移動している。 歩いている時にお話をしたいのですが慣れ慣れしいと思われるのが 嫌でお話はしていません。 せっかく恋人になれたのにお話をしないのはよくありませんよね。 そんな事を考えていると私の家に到着するのでした。 御剣が私の家を見てこう言ってくるのでした。 「久美子はもしかしてご令嬢か?」 「うん、そうだよ、それがどうかしたの?」 「大したことじゃないから気にしないでくれ」 「うん」 「実は俺も相田家の御曹司なんだけどな」 「御剣は御曹司なんだね、すごいね」 「それはお互い様だろっ」 「そ、そうだね」 私と御剣は織田家の中に入ると玄関に向かっています。 玄関に到着すると扉を開けて家の中へ私と御剣は入る。 私はスニーカーを脱いであがると御剣も高そうな靴を脱いで お邪魔しますと言いながら、あがって私に声をかけてくる。 「久美子、さっさと久美子のお部屋に行きたいな」 「うん」 私と御剣は私のお部屋へ歩いて移動しているとメイドに 声をかけられてしまった。 「お嬢様、お帰りなさい」 「ただいま」 メイドは男性の方に向くと 「そちらのお方は?」 と聞いてくるのでした。 「紹介するわね、相田御剣って言うの、宜しくお願いしますね」 「はい、わかりました」 メイドは相田御剣に挨拶をすると相田御剣もメイドに挨拶をしてくれた。 メイドはまだお仕事が残っているということでお仕事に戻っていった。 私と御剣は私のお部屋の前に着くと、私はドアノブを動かしてドアを開けて 二人はお部屋の中に入ると私はドアを閉めるのでした。 御剣は私のお部屋を見回すといきなりこう言ってくるのでした。 「なかなか良いお部屋じゃないか」 「あ、ありがとう」 御剣にお部屋を褒められて私は嬉しかった。 それに私のお部屋には父様が入って来る事があっても他の男性を入れた 事は一度もなかった。 そう考えると御剣はある意味で初めて私のお部屋に招待した事になる。 「御剣、立ち話もなんだし、座りましょうか」 「そうだな」 私と御剣は高級そうなテーブルに高級そうな椅子があるので 二人は高級そうな椅子に座ることにした。 御剣は高級そうな椅子に座っていると 「この椅子もいい椅子だな」 「うん」 「久美子は本当に俺が恋人でよかったのか?」 「御剣が恋人でいいんだよ」 「そうか」 私は御剣に出会えた事を大切にしたいし、幸せをつかむために 私はこのチャンスを逃さない。 必ず幸せになってみせると神様に誓うのでした。 その後、御剣とは恋人としてデートを何度もして楽しく過ごせています。 デートをしている時も優しくしてくれて本当に嬉しい限りです。 優しくしてくれる御剣の事が大好きで大好きで堪りません。 御剣は私が言う事に対して真剣にお話を聞いてくれて嬉しいし、 私も御剣が言う事には真剣にお話を聞いています。 それとお互いに程よい距離でお付き合いをさせていただいて いるので安心している。 私も御剣も否定は絶対しません。 否定するとお互いに嫌な感じになるのでしていません。 お互いに相手の事を思って行動してお話をして程よい距離で 接するのが一番かと思っています。 そうしていると私と御剣はご結婚していて夫婦になるのです。 夫婦になっても今までと変わらず幸せな一時を過ごせています。 お互いに愛し合ってるからこそ、出来ることなのかもしれません。 私も御剣もお互いに感謝するという事を忘れてません。 それ以前に親には二人とも感謝をしています。 私も御剣もこれからも愛し続けることでしょう。
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