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再開
「人探しを頼みたいんだが」
「へぇ…なんなりと」
「名前は松坂雲雀、年齢は今20歳だ」
「わかりました…では一週間後にまた来てください」
そう言って探偵屋はニッコリ笑った
どこにいるんだよ雲雀…
あいつを探して4年
未だに俺は雲雀を探してる
ただ一つだけ言いたいことがある
ただ一つだけ
「これで取引は成立です」
「っありがとうございます!!」
よっしゃあ!!大手柄だ!!
今日は上司に褒められる!!
結局俺は高校中退して親父の会社に勤めた
親父の会社はいくつもの会社と取引をしているので手掛かりが見つかると思ったからだ
あぁ…今日も残業か…(悟った目)
「今日の晩飯はコンビニかな…だれか養ってくんない…か…な」
一瞬だが目を疑った
そこにいたのは雲雀と見知らぬ男だった
ようやく見つけた、ようやく見つけたのに最悪な気分だった
「雲雀!!!」
「?…っ和葉!?なんでここに…」
パンッ!
「お前なぁ俺がどれだけ探したと思ってるんだよ…お前ウリやってるのか?」
「⁈っ和葉には関係ないだろっ」
「ある!!」
「っない!行きましょう…なんでもないです」
「雲雀!」
お前はなんで俺の手から逃げてしまう?
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