息つく暇もなく本編!自分で言うのもなんだけど可哀そうな作者を少しは休ませてくれ!

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「ぎゃああ!?」 「おい井上、そのふざけたポーズをどこで覚えたのか白状してもらおうか!」 腕を組み、取り調べ中刑事みたいなことを言っている先生。 その背後では怒りの炎が燃えており……。 「ねえ、僕と一緒に美食を探す旅に出ましょうって何?」 「やりすぎだよね、現実逃避だとしても。」 「最後に人差し指を叱りに来た先生に突きつけたのは何だったんだろうな?」 「さあ、意味不明だよ。」 またしても聞こえる、生徒たちのささやき。 ああ、また僕の評判がガタ落ちしてしまった! と、先生が低い声で。 「職員室に行ってもお前が反省しないことは分かった。校長室に来い!」 ずんずん歩き出す先生。 僕には、後をついていく以外選択肢がない……。 「あー、ガチギレしちゃった。」 生徒達のささやきを耳にしながら、僕は半泣きで先生の後について校長室へ連行された。 その後のおよそ四時間に亘る悪夢の時間、ないとめあたいむ(ツッコみ役「最後までツッコむのは気が退けるけど、平仮名で言え。」)がどのようなものだったかは、想像してほしい。              <fin>
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