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「先輩は、周りの部員の仲間に気を遣う人で、後輩の面倒見が良くて、皆から慕われる人です。
私はそんな先輩のことが好きになりました。
先輩から告白されたときは、先輩のことよくわかっていなくて…
でも今は違います。
私は先輩のことが好きです。」
明里の真剣な言葉に、僕も真剣に答えなければならないと思った。
「明里、こちらこそこんな僕で良ければ、お付き合いしてください。」
僕のこの言葉に、明里の表情が満面の笑顔になった。
「ありがとう先輩!」
この日は、明里と一緒に帰宅することにした。
帰宅する途中で明里が、
「先輩、おししいスイーツのお店見つけたんです。
ちょっと寄っていきませんか?」
と誘ってくれたので僕が、
「行くのはいいけど、甘いもの食べるとまたリバウンドして太った僕に戻ってしまうかもしれないけど、それでもいい?」
と少しジョークを交えて言うと明里が、
「いいですよ太っても…
それより2人で一緒においしいもの食べる時間のほうが大切ですよ!」
ときっぱりと言い切った。
「じゃあ、連れてって!」
僕がお願いすると明里が、
「はい、ご案内します。」
と笑顔で答えてくれた。
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