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雅司と婚約して数日経ったある午後の事だ。
私はあるホテルへと向かっていた。
そこで雅司と一緒に結婚式の下見をする為だ。
ホテルに着くと、私は雅司を探した。
メールでは既に中にいると書いてあったのだが、ロビーにもラウンジにもいなかった。
ホテル内をぐるりと回ってみたが結局、雅司の姿は見えなかった。
――どこにいったんだろう…….
そんな時、一通のメールが届いた。
雅司からで『朱雀の間にいる』との一文が記載されてあった。
私はメールを読むとすぐに、朱雀の間へと向かった。
やがて、朱雀の間に辿り着くと私はなんの迷いもなく、ドアを開けた。
しかし、ドアの先には想像を絶する光景が映し出されていた。
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