青年との出会い

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青年との出会い

「グウー」と腹の音が鳴っていても恥じらいもなく今日の仕事をまっとうする男性。 男性の名前は仲間食育(47)大学の事務等雑用をやっていた。 今日は大学で資格のテストがありその試験の監視員をしていた。 もうすぐ試験が終わるにつれ腹がへって音が鳴り我慢ができなくなる。 仲間の体型は太ってはなくただ、食べるのが好きなだけだった! ようやく、試験が終わりそのまま昼飯に向かう。 すると、廊下で一人の青年が顔色悪くして壁にもたれ掛かっていた。 仲間は、腹が減っていたが大人としてその青年に話しかける。 「大丈夫か?顔色悪いぞ。」と言うと青年は「少し気分が悪くて..」と言うと仲間が青年の腕を取り自分の口にもっていき舌を出して青年の手の甲を舐めた。 生活はすぐに手を引っ込めて驚いたように「何をするんですか?」と弱った声で言う。 仲間は「貧血だな!朝ごはんは食べたか?」とすぐに聞くと青年は「食べてないです。貧血もちです。」と答えた。 仲間は「ちゃんと食べないと駄目だぞ!ほれ」と黒砂糖の塊を出した。「怪しい物でないぞ!食べな、楽になるぞ。」と真剣に言う。 青年はそれを食べると「少し楽になりました。」と言うと仲間笑顔で「良かったよ。青年、飯を食べろ。じゃあな。」と言い走って去っていく。 仲間はもう腹ペコで早く食べたい。 今日の昼めしはオム焼きそばだった! 大学を出て小道に行くと汚い食堂があり、そこのオム焼きそばが仲間にとって一番だった! 今日はここのオム焼きそばの気分なのだった。 店に入るとすぐにオム焼きそばを注文して、数分立って自分のテーブルにオム焼きそばが置かれる。 仲間は「いただきます。」とオム焼きそばに箸をいれる。 オム焼きそばはふわふわのオムレツに中のチーズが絶妙で、焼きそばをそこにつけると、焼きそばのタレとマッチする。 それが、たまらなくうまかった! オム焼きそばを堪能して食堂を出る。 家に帰る。その時仲間は誰かが自分をつけてるのが分かった。 すぐに後ろを振り向くと、立っていたのはあのさっきの貧血の青年だった。 仲間は驚き「何だ君か?どうした?あ、さっきの手舐めたこと怒ってるの悪かったよ。汚いよな!こんなおっさんが。」と言うと青年は「いや、さっきはありがとうございます。お礼言ってなかったので、それと、何で手の甲を舐めたら分かるのですか?」と聞くと仲間は困った顔して「俺も分からないんだが、腹ペコの時に人を舐めるとその人の事分かってしまうんだよ。ハッキリとでないけどね。」と言うと青年は「そうなんですか。でも、気お付けてくださいね、下手したら捕まりますよ!」と笑いながら言うと仲間も「そうだよな!」と笑う。 仲間食育は今日の夜ご飯を食べて、酒を飲んで少しふらふらになりながら、〆のとんこつラーメン屋に向かう。 近道をするために公園を通り過ぎようとする。 すると、何かにつまずき転んでしまった。 転んだ先に何かあった。冷たく固い物だった。 仲間は転んだ時にその物を癖でナメっていた。 丁度腹も減っていたので、その物が何なのか想像できた! よく見ると月明かりに照らされた物いや者は、血を流し倒れている人だった! 仲間は「うわー」と分かっていたがびっくりする。 仲間は、その遺体を見て違う意味でも驚く! その遺体は、昨日あった青年だったのだ! 仲間は警察を呼んで事情を聞かれ、亡くなった青年と会ったこともある事も全部話した。 青年の名前は、渡辺悠25歳だった。 仕事役所勤めだった。 警察は、遺体の横にあった、石碑の一部が頭に落ちてきた事故死で処理されようとしていた。 しかし、仲間は渡辺の遺体を舐めっていたので分かる。これは、殺されたと 事故死だと司法解剖されないで終わるため焼かれる前に、何とかしなければならないと思い警察へ向かった。 仲間食育はこれは事故死でない殺人だと刑事に訴えたが、相手にしてもらえない。 その時に、一人の女刑事だけが仲間に興味をもってくれた。 仲間に興味をもってくれた女刑事は、矢野という刑事で、仲間の話を聞いてくれた。 仲間は矢野刑事に自分の能力を話すと以外と信じてくれた! 矢野刑事は「なんか証拠がなければ警察も動くことが出来ないのよ。」と言う。 仲間は「家は捜査できないのですか?」と聞くと矢野刑事は「事故死だとやらないからね。」と言うと仲間が「分かりました。ありがとうございました。」と言って出ていく。 仲間が警察署を出て行った先は、青年、渡辺のアパートだった! 家には誰かいる気配があった。 インターホンを鳴らすと、渡辺の母親が出てきた。 仲間は事情を話すと、中へ入れてくれた。 調べていくと、何と以外な物が見つかった。 渡辺は、あの資格の試験の裏金を調べていたフリーの記者で、以前は役所に勤めていたが、そこを辞めて、記者に転身したのだった。 渡辺は、遺書みたいなのがあり、この裏金を調べると人から命を奪われると、その時はこれを公表してくれと書いてあった。 資格試験の裏金の証拠を書いた紙もあった。 そのあと、渡辺を殺害したのは、依頼された殺し屋で、渡辺に時差薬物のカプセルを飲ませ丁度石碑の前で亡くなったために、石碑の一部を壊して、事故死に見せかけた。 鑑識が調べると、好意に石碑を壊した形跡もあり、証拠となる。 資格の試験の会長らも捕まった。 渡辺の事件も解決できて一段落した。 あの、女刑事のお陰でもある。 仲間食育は、今日は衣サクサクのトンカツを食べに行くと。
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