エピローグ 3話

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俺は今、姉と一緒にオーサー事務所の社長室にいる。なぜ、こんなこなっ たんだろう。それは、昨日の夕食の後のことだ。姉に言われて、神崎さんに電話をけてみた。すると、すぐに応答がありどなたですか?と返事が来た。昼にあった者ですと答えると、すいません、明日の午後1時に事務所に来てくださいと言われた。それが今この状況だ。 社長・茂 「すまないねぇ、昨夜は素っ気ない返事しちゃって。なにぶん職務放棄して行っちゃったもんだから、仕事が溜まってたみたいで」 詩音 「別に構いません。この前からひとつ聞きたかったんですけど、なんで僕をスカウトしたんですか?自分で言っちゃなんですが、家族と違って俺は、顔も平凡ですし」 神崎さんは、一瞬驚いた顔をして姉の方を向いて言った。 茂 「彼はもともとこういう性格なのか、、、」 姉・知世 「売れるでしょ!」 神崎さんはコクっと頷いた。 茂 「そういえば、今更だけど名前を聞いていなかったね。君の名前は?」 詩音 「僕の名前は桜並木 詩音です。」
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