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「…いかに、条件が合致しても、人間同士の組み合わせは、ウマが合うとか、合わないとか、いうものがある…まして、男女の場合は、いかに相手が、美男美女でも、嫌なものは嫌だ…それが現実だ…」
平造が、笑った…
私は、そんな米倉平造を見て、この男が、やはり、優れた経営者であろうことは、容易に想像できた…
言っていること、一つ一つが理にかなっている…
反論ができない…
理詰めで、こちらが、反論できないことを言う。
しかしながら、それも嫌みがない…
同じ言葉でも、どう言うかだ…
いや、
相手に、どう思われるかだ…
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