オカマ

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 すると、オカマはにやにやしながら言った。 「嘗めたきゃ嘗めなさいよ。私は気分を害しないから」  俺は頗るばつが悪くなりながら意地を張って掌をお絞りで拭くと、オカマがぷっと吹き出した。  俺はすっかり形無しの体になった。
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