あとがき

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 そのスマホは当然起動できることはなかったが中のハードディスクはほぼ復元できた。 中には溢れんばかりの 二人の愛の記録と記憶が残され ネットの過去ログから 彼が書いたこの小説を見つけた。 これ程までに一人の女性を愛せれば どれだけ幸せだろうかと、 その時のわたしは羨ましく思ったのを 記憶している。
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