エッセイストとしてデビューすることとなりました。

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エッセイストとしてデビューすることとなりました。

ご無沙汰しすぎております。 この名前を名乗るのは久しぶりです、 水島野分です。 まずは連載中の作品を「休載」にしてしまい、すみません。 話せば長くなりますが、私はまだ現役で同じ会社で会社員をしています。 このこともいずれちゃんとまとめて「完結」させなばならないのですが・・・ それよりも先にご報告しなくてはならないことがあり、 恥ずかしながら帰ってきました。 エッセイストとして、 11月にデビューすることとなりました。 なんと、商業です。 アマゾンや書店、電子書籍でも発売されます。 自分が一番驚いております。 昨年の今頃、現状をどうしても変えたくて アナログな手段ではありますが、 出版社に片っ端から企画書を持ち飛び込み、賞にも片っ端から応募しました。 そうしてご縁を頂き、エッセイストを名乗る運びとなりました。 そして 出版が決まってから今までデジタル(word)だった執筆スタイルを まさかの原稿用紙に万年筆に変えました。 これは憧れた文豪を模したスタイルです。 以前なにかの文献で 芥川龍之介の友人・菊池寛が 芥川の晩年の原稿(もちろん当時は直筆)を見て 「原稿用紙に魂を吸われた」みたい・・・つまりは若いころの彼の原稿の文字は力強かったのに、今の文字はこんなにも弱弱しいと驚いたというエピソードがあり、 私はその逸話が好きで、 もしいつか自分もプロを名乗れるようになったら絶対に原稿用紙で書こう、書き手の今の心情を肉筆の文字で遺したいと思っていました。 それを実現させてみました。
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