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ぎしぎしと、床が鳴く。
ぱんぱんと、肌を叩く音がする。
「ねぇ、早くイッてよ。後がつかえてるんだから」
「だったら、啼けよ。イイ声でよ」
仕方ないなぁ、と小室 空(こむろ そら)は背後の男子生徒に言った。
「オプションで200円取るけど、いい?」
「いいから、啼けよ!」
途端に空はスイッチが入ったように、さえずり始めた。
「あぁん! あッ、そこッ。あッ、あッ、あぁあん!」
その奔放な声に、男はたちまち昇りつめた。
「で、出るッ!」
びゅるびゅると、スキンの中に精が溜まってゆく。
その生温かさを、空は感じていた。
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