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義男「元気にしてるか?」
「欲しいものはないか?」
討児「大丈夫だよ。というか母さんを最近全然見てない気がするんだけど、どうしてるの?」
義男「あ~、母さんはなちょっと長い旅行に行ってるんだ。もうすぐ帰ってくるよ。」
討児「そうなんだ。相変わらず尻に敷かれててるね。でも、それだったら毎日の料理は父さんが作ってるの?」
義男「あぁ~、母さんがいない間は頑張らなきゃいけないからな」
討児「そうなんだ。じゃあ俺は掲示板に戻るよ。みんなが俺の幼馴染の話に興味津々でさ」
義男「そうか。あんまり深入りするなよ。」
討児「は~い、わかってるって」
この会話を最後に一元討児死刑囚の死刑は執行された。
新郎新婦を殺害したこの事件は4年前から計画されたものだと発覚。10数年に渡るストーカー被害に苦しんでいたことも重なり彼は死刑となった。
彼は首に縄がかけられると、冷静な様子から一転、泣き叫び始めたという。数人の看守が取り押さえながら死刑は執行された。
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